名残りの茶会

いつもお稽古に伺っている「懐石秘密箱」の中尾先生から
「名残りの茶会」のお誘いを受けました。

「大寄せ茶会」なんだろうなって思って
軽~~~く「はい!伺います!」ってお返事して
松声庵へまいりました。

お外の枝折り戸を開けた時に「えっ!」って思ったんですよ。
美しく、お水が打ってありました。
次いで、お玄関開けて「えええぇ~~~~」って思いました。
お草履しか並んでなくて・・・・わたし、お着物着てなくて・・・・
ご参加は、お茶の先生方ばかり!7名さまでした。

つまり、そういうお茶会だったんです(;^_^A

ですが・・・もう遅いし・・・(;^_^A





お待ち合いには、こういうのがありました。
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更紗の敷物が素晴らしいことはわかったのですが・・・・・(あれ、何やろか?)


ここで、お湯をいただいて・・・・お庭へ。

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はぁ~~~
すでにここで敗色濃厚。
手をふくハンカチ持って出てきてませんでした。
(ついでに言うと、古帛紗も待合に置いたままでした)



お茶室へ。

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あまりにも素敵なしつらいで、思わずスマホでお写真撮ったら
お正客様に叱られてしまいました。
「しっかり見て、心に刻みなさい。
写真を撮っていたら、後で見ればいいわって思うでしょ」
おっしゃる通りでございます。ごめんなさ~~い。

ここで、お濃茶いただきました。
あとの方のことも思って、頑張ってたくさん飲みました。
(お濃茶は回し飲みで、最後の方は残り全部飲まなくてはなりません)
ついでに言うと、濃茶のお茶碗の縁をふく「濡れた小茶巾」も忘れてしまいました。
お隣の先生が、そっと渡してくださいました。(恥ずかしい)


先生方は、お道具談議で盛り上がってらっしゃいました。
「この蓋置は、どなたのお作なの?」
「ああ、それはね江戸後期の〇〇さんのものよ」
「まぁ、それって〇代目のこと?」
(わたしには、さっぱりわからない話でした・・・・とほほ)






お席を移って懐石に。
こちらも、薄暗いのですよ。
先生方は、「この明るさは落ち着くわね」っておっしゃってました。
でも、わたしにしてみれば(お写真撮るのに暗すぎる)でしたよ。
お料理ならば、お写真撮ってもいいよねって・・・こっそり。

初めのお膳。
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一文字ごはん
大根とにんじんの味噌汁
秋鮭の味噌漬け(焼きほぐし)
10月は、「侘月」なので「寄せ向こう」でした。
(一人一人違った器で、向付が出てきました。普段は、こういうことはありません)





お椀は、「海老の飛龍頭」と白舞茸
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炊き合わせ。小芋、いか、しめじ。
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八寸。
塗りの八寸でした。
お箸も、青竹ではなくて枯れたもの。
「名残りの茶事」にふさわしいなぁ~~~って思いました。
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お茶人にとっては、10月は「名残り」です。
普段できなかったことを、名残り惜しんでやる茶事です。
普段使えなかったお道具なども出して使うのですよ。





この後、お薄を二服ちょうだいしました。
三服目をすすめられたのですけど、さすがに・・・・・





ここまでお読みくださった方はもうお分かりと思いますけど
わたし・・・・お茶人じゃないのですよ。
今日は、ほんま・・・ほんま・・・不調法で申し訳ございませんでした。
精進いたします! でございます! でございます!

4時間の正座は・・・・・辛かったです(とほほ)


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Commented by cenepaseri at 2018-10-06 10:24
偉い!頑張りましたね、私は苦手なので、なるべくは…
正座も辛いし、そんな先生方とは…辛すぎる〜密かに撮った お写真は 偉いです。お味は如何でしたか?余裕はあった?
懲りずに頑張りそうな登志子さんですね…
Commented by Diary-17 at 2018-10-06 14:01
こんにちは。
読んでいて此方もドキドキしました。
私も以前、或る流派のお家元にお招きを受けて御自宅へ伺ったことがありました。お茶は少し齧っただけの知識しか無くて出来る事ならお断りしたいくらいだったのですが
私達の為に御茶席を設けて下さったので、肝を据えて…と言うか「ええいっ!」と開き直って初めから無作法である事をお伝えして私の事はもう外人だと思い込んでいただくしか無いと。笑
しかし、終始丁寧に説明して頂き恥ずかしい気持ちも無くとても楽しい素晴らしい経験になりました。
一流の持て成しとはこの事なのかと思いました。

Commented by t_hcmoto at 2018-10-06 15:56
>ぱせりさん ありがとうございます(^^♪
 もっと簡単なお茶会かと思い込んでたんですよ。
 心の準備がなくて、知識も足りなくて・・・情けなく恥ずかしかったです。

 いつもは、「懐石秘密箱」というお稽古なんです。
 茶懐石のお料理の決まり事や、お道具の扱いや、いただくときのお作法などを習っています。
 これは、本当に楽しいお稽古なんです。
 来月は「茶人正月」ですので行ってきます!
Commented by t_hcmoto at 2018-10-06 15:59
> Diary-17さん ありがとうございます(^^♪
 「外人だと思いこんでいただく」っていう箇所に、クスッとしました。
 いいお茶会に出席なさいましたね。
 
 ↑このお茶会・・・・・他のお客さま方は、とても楽しくお過ごしで
「ええお茶会やった」って思ってはるはずです。
 わたしだけ、知識がなさ過ぎて、ついて行けなくて恥ずかしかったんですよ。
Commented by hitoshi-kobayashi at 2018-10-06 17:27
私、ダメです。
世界が違います。私のお茶は急須で入れるものです。
私、ダメです。
一分も正座が出来ないんです。
私、ダメです。
あの料理では、お腹が空きます。

でも、素敵な世界ですね。
生け花の写真にしばらく見とれていました。
Commented by t_hcmoto at 2018-10-06 21:26
> hitoshi-kobayashiさん ありがとうございます(^^♪
 そうそう・・・そうですよね。
 急須で入れたお茶は美味しいし
 正座は辛いし
 茶懐石料理はほんのちょびっとしか出てこないし・・・・
 その通りなんですよ。
 でもね・・・・なんかひかれる世界なんですよ。
 なんでですかね?

Commented by syun368 at 2018-10-07 01:11
来月は口切りの茶時ですね。

私が若い頃通っていたお茶席はサロンのような感じで、若い私は色んな業種の方のお話に お耳がダンボでした(^^)
その先生は「お茶時は楽しく美味しく不調法でも宜しい」と仰っていて若い私も気楽に通えました。
もう遠退いて久しく、お点前も自信ありませんが…
Commented by t_hcmoto at 2018-10-07 21:43
> syunさん ありがとうございます(^^♪
 そうなんですよ。
 11月は大事な月なんです。

 お茶事に関しては、いろんなお考えがあるだろうと思っています。
 今回は、まったくわたしのいたらなさだけでした。
 恥ずかしいです。
by t_hcmoto | 2018-10-06 09:00 | あれこれ | Comments(8)

「食べることは生きること」をモットーに美味しいごはんでみんなを幸せにしたいです!


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