北海道の「いずし」2種

「いずし」ってご存じでしょうか？

わたくしも、昆布のお仕事で北海道とつながるまで知りませんでした。

飯寿司とは、ご飯と魚・野菜・麹を混ぜて、重石をのせて漬け込み、

乳酸発酵させて作る主に北国ならではの郷土料理です。

金沢にも、よく似た「かぶらずし」があるのですが

それと「いずし」は、やっぱり違います。

釧路から少し東へ行ったところに「昆布森」という漁港があるんです。

その名の通り、昆布の産地です。

そこで、伊藤さんというお料理名人と出会いました。

2010年のことでした。

ご自宅へ伺って北海道の郷土料理を教えてもらったり、

昆布や鮭、さんまなどを送っていただいたり

ずっと親しくさせていただいています。

その伊藤さんから、またも宝箱が届きました。

お礼の電話をしたら

「ニュースで金沢がすごく暑いと聞いたから、

火を使わないですむようなものを送りましたよ」

とのことでした。

2種類の「いずし」、いくら、すじこ、ふきみそがいっぱい入っていました。

もちろんすべて伊藤さんのお手作りです。

きゃぁ～～うれしい

1等昆布の切れ端も、別箱でたくさんちょうだいしました

早速に、今日のお夕飯にいただきました！　

たこのいずし

にしんのいずし

毎年ちょうだいするのですが

どちらも甲乙つけがたい美味しさです。

大粒のいくらは、シンプルに丼にしました。

贅沢きわまりない「いくら丼」です。5歳児は、おかわりに「いくらだけください」と言ってスプーンですくって食べておりました。


↑コレだけで十分ごちそうだったのであとはシンプルに野菜サラダ氷の鉢に、ミニきゅうり、セロリ、ミニトマトを入れておいて明太子マヨネーズつけて食べました。
(小さい人達は「味噌マヨネーズ」）



肉たま「肉じゃが」じゃなくて、「たまねぎ」オンリーです。北海道は「豚肉」らしいのですが、うちは「牛肉」派です。糸こんにゃくが人気なので、2袋入れています。






伊藤さんのお心づくしをいただきました。

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