病院ネタと亡き母作の「加賀手毬」

先日、一日検査入院しました！

朝一で「採血」しました。

　ところが、ワタクシの腕の血管がなかなか見つからなくて・・・

　3回目でやっと上手くいきました。痛かったです

　お隣のブースの方は､家からホッカイロで腕を温めて来られたそうです。

　そうすると、血管が出やすいらしいです。

　もしも、今度寒い時期に採血することがあったらまねっこしようと心に誓いました。

　今、腕には､青あざができています

て、診察の順番を待っていたら

看護師さんがつつつとやってきて

「朝ご飯食べましたか？」って尋ねるんですよ。

なので「はい！」と答えたら

「う～～～ん、血糖値が異常に低いので､温かい甘いココアでも飲んできてください」とおっしゃぃました。

ワタクシは、

普段､自動販売機で飲み物を買うことがほとんどないのです。

何台も並んでいるマシンの前で立ち尽くしてしまいました。

どれを買ったらいいのかわからない

ようやっと「ココア」見つけてボタン押しました。

取り出し口からカップを出すと

氷はいってる(冷たいって書いてあった）　しかも甘くない(微糖って書いてあった)

あ～～～あ

一口飲んで・・・ごめんなさいしました。

売店の入り口に「大福餅」があったので、それ買って食べました。

診察に呼ばれて入って､開口一番「大福餅食べました！」と言ったら

先生や看護師さん達に大笑いされました。

あとは、宮沢賢治のように「東に・・・西に・・・」と病院内を回りました。

お夕飯です。

さ、さ、さみしい




翌朝のごはんゆうべよりは・・・いいかも・・・
しかし「軟飯200g」って､絶対に無理な量です。とてもとても食べられません


でも、温かいモノは温かく、冷たいモノは冷たく・・・持ってきてくださいます。とってもたくさんのお食事をしかもいろんな制約があるお食事をご用意なさってるでしょうに・・・すばらしいです！感謝でございました。


朝起きて､病室のロールカーテンを開けたら・・・白かった！
金沢は､黒い屋根瓦の家が多いのですよ。
小松空港から金沢へ車で戻ってくると(約1時間)ある時点で道路沿いの目の前に、黒い屋根がずずずっと並んでいる景色が見えてきます。（あぁ～金沢へ帰ってきたね)っていつも思うんです。

病院ネタで終わるのもちょっとねぇ～～

加賀手毬を見てやってくださいませ。

亡き母の作です。

母は、手工芸の人でした。

洋裁、編み物、パッチワーク、パンフラワー、木目込み人形､加賀手毬

いろんなお教室を､自宅、市役所、公民館などで開いておりました。

(母が倒れたのも、パッチワーク教室の帰りでした)

もう「時効」でしょうから告白しますが

ワタクシは､家庭科の宿題をすべて母にやってもらってました

母が施設に入所した際に、母の作品を一度処分しました。

欲しい方にもらっていただいたり、大きいモノは思い切って捨てたりもしました。

その時に、どうしても捨てきれなかったのが｢加賀手毬｣でした。

これは、本当に手がかかっていることを知っていたからです。

まず、「完全な球｣を巻き揚げるところから始まります。

発泡スチロールの球形の周りにベースの糸を巻いていきます。

そして、図案を考えて糸の配色も考えて・・・設計図みたいのを描くんです。

ほとんど｢数学(幾何学)｣の世界なんですよ。

そばでみていると、気が遠くなりそうな作業でした。

母の棺にも、何個も入れたのですが

いまだに200個ぐらい残っています。

5歳児の通う「こども園」のお正月に飾っていただこうと思いつきました。

先週、実家へ行って10個ぐらい持ってきました。

クリスマスっぽいのもあったので、うちにも飾りました。

これは、たぶん「ポインセチア」のイメージなんでしょうかね？


こちらは｢聖夜｣かなぁ？お母さんの毱　みんなで見ていますからね。

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