「松乃碧」のすばらしい庭園の一角にお茶室がありました。
宿泊客は、茶道体験できるのですがわたくしたちが行った日は、すでに予約がいっぱいだったので
翌日、お茶室だけ見学してきました。
事前に、こんなお写真を拝見していたんですよ。
HPよりお借りしました。
加賀藩主前田家のお嬢様のお行儀見習いの場として江戸時代末期に建てられたお茶室を移築したものだそうです。
釣り鐘型の「火燈窓(かとうまど)」が特徴です。海の見えるお茶室です。
他にどなたもいらっしゃらなかったので
お茶室の中からだんさんに障子を開けてもらいましたおおおぉ~~~これ!これ!
海が見える!
天井は格天井になっていて加賀藩の御紋「剣梅鉢」と「鳳凰」が描かれていました。
余談ですが金沢のお正月の縁起菓子に「福梅」という最中があります。
この剣梅鉢の形を模したお菓子なんですよ。
お床
香合は、今年の干支「うさぎ」
この床の間の天井には「龍」の絵の織物。(ちょっとわかりにくくてごめんなさい)
炉縁も輪島塗で「松」の沈金がありました!
このお茶室で、海を見ながらお茶をいただいてみたいと思いました。